RCレーダー

RCレーダー探査の概要(RC埋設物調査)
安全で作業効率を上げる事前調査として事前にコンクリート内部を把握することは重要です。
■耐震補強工事のアンカー打ちの位置出しに際し、配筋状況を知ることは作業効率に大きな違いがでます。ビル、橋脚、高速道路、駅のホーム等で施工しています。また、一般住宅の基礎部の配筋調査にも活躍しています。探査面積にもよりますが、1名でも作業可能です。

探査手順

◎探査表面に探査器を走らせます。
X線撮影のように、裏側にフィルムを貼るような作業がないため土間や梁、橋脚などの配筋調査に向いています。
◎探査結果の波形を解読します。
複雑な波形を解読するには、構造物に対する知識と、現場経験を必要とします。
◎波形の解読結果をもとに現物にけがきします。
おおよそのかぶり深さも知ることができるので、アンカー打ちの位置出しなどが、効率よく行えます。

レーダー探索器の構造

レーダー探索器の構造
モノパルスの電磁波を躯体内部に発射し、コンクリートとは比誘電率の異なる物質表面からの反射波を受信し、
その往復時間から反射表面までの距離を計算し、反射した物の位置、かぶり深さを求める。